あらすじ
【上巻】
──その銃口(システム)は、正義を支配する。
人間の心理状態や性格的傾向を計測した数値、通称“PSYCHO-PASS”によって、理想の精神状態を保つためのメンタルケアが普及し、数値を指標とする最適幸福が追求できるようになった未来世界。
犯罪者も“犯罪係数”と呼ばれる数値によって事前に判別され、“潜在犯”として裁かれていた。
都市の治安維持にあたるのは、高い犯罪係数を持つ潜在犯でありながら犯罪捜査の実動を担う“執行官”と、模範的社会性を持つキャリアとして執行官の監視・指揮を担う“監視官”のチームで活動する厚生省公安局刑事課。
一係に配属された新人監視官・常守朱は、配属初日から現場に呼び出され、犯罪係数を解析し断罪する特殊拳銃“ドミネーター”を手渡される。
事件解決のため、執行官とともに犯人を捜し始める朱だったが──。
【下巻】
正義が、終わる──
人間の精神的形質を計測した数値、通称“PSYCHO-PASS”によって、罪を犯す前に潜在犯として裁く、シビュラシステムによる絶対のルールが破られた。社会の秩序を覆したのは、猟奇的な連続殺人を影で操り、狡噛慎也が執行官に堕ちてまで追い続けていた男・槙島聖護。
刑事課一係で唯一、槙島と対峙し、数値で計れない悪意を目の当たりにした監視官・常守朱は、大きなショックの中、彼を捕らえようという気持ちを新たにする。
しかし──
【ゼロ 名前のない怪物】
断片的に語られた“標本事件”の真相が、今明らかに──
西暦2109年。人間の精神的形質を数値化できるようになった未来社会。システムの導き出した“犯罪係数”をもとに、犯罪者とその予備軍“潜在犯”を取り締まる治安維持組織“厚生省公安局刑事課”は今、猟奇殺人事件“広域重要指定事件102”の捜査に総力を挙げていた。
ある雨の日、一係所属の監視官・狡噛慎也と執行官・佐々山光留は、出動した廃棄区画の片隅で、名門“桜霞学園”の生徒・桐野瞳子と出会う。
それは、待ち受ける悲劇の始まりだった──
【『PSYCHO-PASS サイコパス』公式サイト】
製品情報
商品名 | 小説「PSYCHO-PASS サイコパス 上&下&ゼロ 名前のない怪物」特装版本体セット |
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発売日 | 2013/04/04 |
メーカー | NITRO PLUS |
参考価格 | ¥4,180 |
税抜価格 | ¥3,800 |
作品 | サイコパス |
カテゴリ | BOOK |
サブカテゴリ | 小説 |
備考 | 小説(上)/縦B6/フルカラー挿絵/368P 小説(下)/縦B6/フルカラー挿絵/376P(予定) 小説(ゼロ)/縦B6/フルカラー挿絵/352P(予定) (C)サイコパス製作委員会 (C)Nitroplus |